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女将のつぶやき

女将のつぶやき 着物コラム セール情報
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なぜ私はリサイクルの着物屋さんなの?

皆さま、ごきげんよう!

姫路の小さな着物屋さん「侘びすけ」
着物レンタル「城下町スタイル」
1日2組限定のゲストハウス着物の小宿「うたかた」
の女将 ひかるです。

 

私は、兵庫県姫路市から世界に向けて、



和文化や着物のすばらしさを発信しています。





(つもりです 笑)



 

今日は私のライフワークである着物屋さんのお話をしますね。









 



 

 

母が無類の着物好きでしたから、





 

私がお嫁入りに持っていった着物の数はすごいものでした。





 

離婚後、一生困らないだけの着物があったので、

 



この着物を着て暮らそう



と思ったのが着物人生の始まりです。

 

その後、リサイクルの着物を販売するようになったのは





それが本物だから!なんです。



苔玉と茶道のお店 侘びすけ



が、前身です。





着物を着て店に立ち、苔玉を売り、茶道をカジュアルな感じで教えるという生活でした。





飾っていた骨董品が苔玉をより良いものに見せてくれていました。





そのうちに骨董品の仕入れ→着物の仕入れ





という流れになったわけです。

 

 

 

金額のことを言うのは野暮かもしれませんが、



昔は10万円以下の着物なんてありませんでした。

 

どれもこれも高額ですが、



娘のため娘のためという親心で



お金を使っていたと思います。





 

着物が一枚できるまでに



いったい何人の人がかかわっているのか?

 

どれだけの手間がかかっているのか?

 

同じ柄など見たことないほどの希少性。

 

 

着物には本物だけが持つ力があります。







 

絹を纏う喜び・・・極上の幸せ。







 

たくさんの女性に



着物を身に付ける素晴らしさを



知ってほしいから、

 

リサイクルの着物、アンティークの着物を販売しています。





価格はTシャツ程度。





気軽にきて欲しいから。





着物が普段着だった時代は、遠い昔では無いのです。







店名の「侘びすけ」は、





茶花に好まれる小ぶりの椿の名前からとりました。







 



 







着物を売るということは





お客様の人生を変える程の責任があるのです。





大袈裟ですが!



 

呉服屋さんでの悲しい思い出は私にもあります。







ご来店者全員にプレゼント!!





にひかれて行った展示会で



毛皮を買ってしまったり、





ダイヤ一粒プレゼントで結局、



指輪のリフォームに何万も使ったり。





 

ぐるぐる巻きにされた経験もありますよ!!



 

そんな着物屋さんにはもう行きたくないです。



 

2度と行かないと思います。



そんな経験があるから、

押し付けることもできないし、





押し付けたくても、その辺りに関しては、



頭も口も回らないので、



まあ、営業トークは下手です!





自慢じゃないけど(笑)



 

私は



着物を買いたいと思い立ったお客様の心



大切にして育てていきたいし、





やっぱり着物はいいなあ~



と思っていただけないと



私の存在理由はありません。





 

着物を纏うにはまずは自分で着れること。





きちんと着れるようになるには、時間もかかるでしょう。





でも、きちんとじゃなくていいんです!



今は時代が味方してくれてますよね!



TPO



大事なのは、きちんとした場所に行くときにきちんと着る!



それだけ。







普段や遊びの時に、ルールなんて無いんです!



楽しまなくちゃ!





そして

自由に着られるようになったら、





次は着物を着た時の所作。



気にしない人もいるけど、



美しい立ち居振る舞いは、身に付けた方がいいと思います。





そして、お客様の着物人生が始まったなら、

 

全て私に責任があると思っています。





 

私のお店で着物を買っていただくということは、

 

その後のお客様の着物人生にも責任を持つことになります。





気になることには出来る限りお応えしていきたいですし、





長くお付き合いをしていきたいと思います。

 

 

そんな店主のお店が「侘びすけ」なんです。







 

美しい和服姿の女性が沢山いる街になれば素敵だと思いませんか?





姫路だけじゃなく、日本中が。







世界が憧れた日本は、何も外見の着物姿ではないはずなんです。







着物が普段着だった時代の、



女の心意気が、憧れの対象だったのかと。

2019-12-06 17:58:16

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