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着物コラム第六弾!柄解説『トンボ・あきつ』について

着物コラム第六弾!柄解説『トンボ・あきつ』について

柄特集行ってみよー!

と、いうことで着物の柄についても勉強していきたいと思います。

解説はコヤギ、監修は侘びすけの諸先輩方でお送りします。


今日のお題は、ババンッ!!


『トンボ』で、ございます。





…え、虫嫌い?

まあまあ、そう言わず。柄の話ですし!



古い言葉でいうと『秋津(あきつ)』とか『蜻蛉(せいれい)』とか読んだりします。

さらに『勝軍虫』とか『勝虫』とか、色々名前がありますね。

古来、本州のことを秋津洲(あきつしま)と呼んでいました。

直訳するとトンボの島って意味です、が!

いえいえ、決してトンボだらけってことではなく(だったかもしれないけど)、

大昔の天皇が蜻蛉が反り返った様子と本州の形を重ねて感嘆した古事に由来するようです。






調べれば調べるほど、日本人はトンボが好きです!

なるほど、農耕がさかんな日本では、

収穫前の田んぼに現れて、害虫をやっつけてくれるありがたい虫、


今でいう益虫ってヤツですね。

あと前にしか進まない(後ろに下がらない)とか、

飛ぶ姿がカッコイイとか、

そういう理由でお武家さんにも大人気だった。

名称にも『勝虫』とか『勝軍虫』なんて呼んでたし。




もう今でいう、アンパ○マンみたいなもの??


ちなみにジャポニズムでヨーロッパでもモチーフとして好まれて、

アール・ヌーボの頃はトンボがあちらこちらに。

エミール・ガレのランプとか、確かにトンボが多いかも。


割と多いトンボ柄、今度見たときはこの事を思い出すとちょっと楽しめるかも。

2017-06-13 17:25:30

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